共働きの貯金割合の目安!年間でいくら貯める?貯金できない場合のおすすめ方法
共働き夫婦の場合は、収入をいっしょにして家計をやり繰りするか、収入をいっしょにしないで家計をやり繰りするか、これらの違いによっても、上手に貯金できるかどうかは変わってきます。
どちらかが不公平を感じると、貯金することはむずかしくなりますよね。
今回の話題は、共働き夫婦の貯金。
このページでは、
- 共働きで貯金するときの割合(貯蓄率)
- 家計負担の割合
- 口座の管理方法
などついてお伝えします。
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共働きで貯金するときの貯蓄率と家計負担の割合
共働きで貯金をする場合は、毎月の貯金額を金額で決めてしまうと、収入が少ないほうが負担は大きくなります。
貯金術で支持されているのは、「貯蓄率を決める」という方法です。
手取りの何%を貯金するのかを決めて、夫婦で貯金するということになります。
ここまでの話は、「夫の金」と「妻の金」を別々にした「財布2つ」の考え方です。
そこで問題になるのは、家計負担の割合。
家計負担の割合を含めて、貯金する方法にはいくつかのパターンがあります。
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(その1)それぞれの収入を目的別に家計負担を振り分ける
年収が低いほうのお金をすべて貯蓄する。
年収の高い方のお金で家計のやり繰りをする。
(その2)財布を1つにした方法
夫と妻の年収を合わせた金額で、家計負担の金額と貯金する金額を決める。
(その3)夫は妻にいくら渡すかを決める
お小遣いの分を最初にキープして、「夫は妻に毎月 ◯ 万円を渡す」と決めて、家計のやり繰りと貯金額を妻が自分の収入と合わせて管理する。[/su_note]
どのような方法で家計負担の割合を決めるにしても、貯蓄率を明確にして貯金しましょう。
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共働きの貯金額は年間100万円?それとも200万円?
共働きで年間100万円を貯金する方法、あるいは共働きで年間200万円にする方法など、貯金術をすすめている人たちもいます。
しかし、どのような夫婦でも参考にできるとは限りません。
収入額でも差が出れば、子供がいるかいないかでも事情は異なります。
細かく言えば、子供の人数でも変わります。
さらには貯金を始めようとしたときに、子供が何歳になっているかによっても、貯金できる金額は違ってくるはずです。
年間の貯金額を決めるなら、目的と期間を明確にしてからにしましょう。
長期で考える場合は、貯金の目的は老後のための費用になります。
そうなると、資産運用を考えるレベルです。
中期で考える場合の貯金の目的は、子供の大学進学費用や、住宅購入のための頭金などになります。
老後のための費用よりも、貯金額は明確にしやすいですよね。
短期で考える場合の貯金の目的は、出産費用、引っ越し費用、車の購入、大型家電の購入などになります。
以上のような「目的と期間」を明確にして、年間の貯金額を決めることをおすすめします。
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共働きで貯金できない原因は単純
貯金できない原因は、「貯金への意識の低さ」と「管理意識の不足」にあります。
貯金への意識の低さ
貯金への意識の低さで考えられるのは、以下のようなことです。
- 節約生活ができない。
- 貯金する理由が明確ではない。
- 年齢的にまだ貯金しなくても大丈夫。
管理意識の不足
- 支出を把握していない。
- 生活費と貯金を分けていない。
- 生活費の余った分を貯金するという考え。
さらに共働きで貯金できない原因には、
- 「夫婦で話し合いができない」
- 「お金の価値観に違いがある」
- 「財布が完全に別」
などのような根本的な問題もあります。
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共働きで確実に貯金する方法
マネー術、貯金術でよくすすめられる方法は、口座を複数に分ける方法です。
それは、夫婦それぞれの給料振り込みの口座以外に、3つの口座、または4つの口座を作る方法になります。
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3つの口座を分ける場合は、
生活費用口座、予備費用口座、貯金用口座。
4つの口座を分ける場合は、
生活費用口座、予備費用口座、貯金用口座、投資用口座。[/su_note]
大事なポイントは、貯金用口座に手をつけないようにすることです。
生活費用口座は、日常生活費の1か月分を月の初めに入金しておきます。
余った分は予備費口座に入金。
足りなくなったら予備費口座から補填(ほてん)。
貯金用口座には、絶対に手をつけないようにしてください。
予備費用口座は、急な出費のために入金するための口座です。
友人や親戚の結婚式の祝い金、旅行や趣味の余暇費用は、
ここから出すようにします。
これで、貯金用口座の手を出さないようにするというわけです。
貯金用口座は、給料の振込みと同時に、貯蓄分は先取りして貯金用口座に入金しましょう。
投資用口座は、この場合は一般的な証券口座ではありません。
特に作らなくても大丈夫です。
貯金用口座は使う目的が決まっていない貯金のための口座にして、投資用口座は1年後や年後に必要になるお金を貯めておく口座にする、などの分け方をするものです。
貯金用口座を作って、貯金用口座に手をつけないようにすること。これを中心にして考えてください。
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【まとめ】貯金の割合を話し合おう
共働きで貯金する場合は、意識合わせられるかどうかにかかっています。
毎月の貯金額や毎年の貯金額の目標に対して、夫婦のうち1人だけが努力しても達成することができません。
お金の使い方や口座の管理方法について、感情的にならずに夫婦で話し合うことができるなら、貯金することはできます。
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