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季節風と偏西風の違いとは?向きやモンスーンについても覚えておこう

 

みなさんは季節風と偏西風ってどんなものか知っていますか?

  • 学校で習ったことがあって名前は知っているけど、、、
  • 勉強したけどすっかり忘れちゃったなぁ、、、

って方も多いのではないでしょうか?

 

もう一度、

  • 季節風と偏西風の違い
  • 季節風の向き
  • 季節風とモンスーンの違い
  • 貿易での利用

などについて、おさらいしていきましょう。

 

普段の生活に、そしてテスト対策に役に立つように知識として頭の片隅に入れて見てくださいね。

それではお伝えしていきましょう。

 

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季節風と偏西風の違いは簡単!

季節風と偏西風の違いってなんでしょうか?

 

季節風とは?

まず季節風についてお話ししますね。

季節風とは、季節によって風向きを変えながら冬場は大陸から海洋へそして夏場は海洋から大陸へ向けてふく風のことを言います。

季節ごとふいている代表的な風のことをさしています。

 

夏の場合は、強い太陽の陽射しによってユーラシア大陸が暖められるので、太平洋より気温が高くなるのです。

そして、暖かい空気は冷たい空気よりも軽いので上にあがって、太平洋の空気がユーラシア大陸の方へ流れていくので日本の付近では南の風がふくようになるのです。

 

冬の場合は、それとは反対で、ユーラシア大陸の方が冷たいので、太平洋に向かって空気が流れていって北西の風が吹くのです。

 

偏西風とは?

それでは偏西風とはどんなものなのでしょうか?

偏西風とは西から東へずっとふいている風のことを言うのです。

別名恒常風ともいいます。

 

この風は、緯度が30度〜60度の場所(北半球だと鹿児島〜イギリスの一番北あたり、南半球だとシドニー〜南極大陸北端より500km北あたり)で,赤道の近くが暑くて、地球が常に自転していることから発生するのです。

偏西風が日本を通過することで日本には、暖かい空気と冷たい空気がぶつかって動かない場所ができて梅雨が起きたり、暑くてジメジメした小笠原暖気団による夏がやってくるのです。

 

季節風と偏西風の違いは風の向き

季節風と偏西風の違いは、

季節風は季節によって風のふく向きが代わり、

偏西風は一年中ほぼ同じ方向にふいているのです。

 

日本では、日本列島上空を西から東へ風がふいています。

日本の天候が西から東へ変わるのは偏西風に乗って雲が移動するからです。

 

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季節風の向き!夏は南で冬は北から!?

季節風は季節によって風の吹く向きが変わるのです。

主に、夏場は太平洋上の高温で湿った空気が南東季節風がふいてきます。

そのおかげで日本では太平洋側は雨がたくさん降って蒸し暑い日が続くのです。

 

冬はユーラシア大陸から冷たい北西季節風が日本海を渡って吹いてくるのです。

暖かい海の流れに影響を受けて空気中に多くの水分を含み、日本海側でたくさん雪が降るのです。太平洋側は晴れた日が続きます。

 

インド洋および南アジアや東南アジアで、夏季は南西から、冬季は北東からふいてくのです。

季節によって風向きが逆転してしまうのは、夏と冬で気圧の配置、高気圧と低気圧の位置が逆転するからです。

モンスーンアジアと言われている東アジア、東南アジア、南アジアは、季節風の影響で夏と冬の気温や降水量の季節変化がものすごく大きいです。

 

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季節風とモンスーンの違いとは?

この2つの言葉、季節風とモンスーンは両方とも同じ意味です。

モンスーンはアラビア語で季節という意味を持っている言葉なので。

 

気象庁では季節風という言葉を使わないでモンスーンというそうです。

でも一般的にには季節風の方がわかりやすいので、天気予報などでは、この季節風という言葉を使っています。

 

アラビア海では、このモンスーンが6月〜9月に南西の風になり、10月〜5月は北東の風になってふくことが有名になっています。

そこから、アラビア海で季節ごとにふく向きが変わる風のことを全てモンスーンと読んでいたのだそうです。

そこから、季節ごとにふく方角が変わる風を略して季節風という気象用語が使われるようになったのです。

 

日本では、この季節風は夏に海から陸へふく南東の風と、冬に陸から海へふく北西の風の2種類と季節ごとに特定の地域でふいている風も含めて季節風と呼ばれています。

季節風が吹くときはいつもよりも強い風が吹きやすくもなるのです。

 

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季節風を利用した貿易があった?また貿易風とは?

この季節風を利用して貿易を行っていました。

ローマ帝国時代にインド洋で季節風を利用して貿易が行われていました。

この風は、夏と冬に定期的にそして逆方向からふいてくるので、インド洋でモンスーンを利用した貿易が古くから行われているのです。

それは2000年前に遡るとも言われています。

東南アジアからローマまで貿易をしていたのです。

 

また、貿易風という風もあります。

これは、およそ緯度が35度〜65度の地域で西から吹く恒常風で、一年中ほぼ同じ方向に風が吹きます。

風向きは、北半球では北東風、南半球では南東風です。

 

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まとめ

偏西風と季節風、あらためて認識することができたでしょうか。

簡単に区別すると一年中同じ方向へ吹いているのが偏西風で、夏と冬で風向きが変わるのが季節風です。

冬の季節風の中には「こがらし」や「からっ風」もあります。

季節風がふくときいつもよりも強い風が起こることがあるので強風には注意してくださいね。

 

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