秋刀魚の塩焼きのカロリーは高い?!食べ方や付け合わせまとめ!内臓まで美味しくいただくには??
夏の暑さが落ち着いて少しずつ涼しくなってくると秋を感じるようになりますが、秋の味覚といえばやっぱり秋刀魚ですよね。
今は冷凍の秋刀魚があるのでスーパーでは年中秋刀魚を買うことができますが、秋に食べる秋刀魚はひときわ美味しく感じると思います。
秋刀魚の味を存分に堪能するにはシンプルに塩焼きにするのが一番ですが、秋刀魚の塩焼きってほかの魚と比べると意外とカロリーが高いのを知っていましたか?
そんな秋刀魚についてカロリー以外にも、食べ方や付け合わせについてもまとめてみました。
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秋刀魚の塩焼きのカロリーは高かった!
秋刀魚の塩焼きのカロリーは大体250キロカロリーから350キロカロリーといわれています。
カロリーが一定じゃないのはなぜかというと、秋刀魚によって大きさや脂ののり方が違うからです。
大きくて脂ののったものはカロリーが高くなりますし逆に小さくて脂のりのよくないものだとカロリーが低くなります。
ちなみに、脂ののった大ぶりのものをお刺身にすると450キロカロリーくらいになりますが、塩焼きにすると少し脂を落とすことができるので、お刺身よりは塩焼きのほうがカロリーが低くなります。
「塩焼きはお刺身よりもカロリーが低いし、秋刀魚は青魚だからカロリーのことを気にしなくてもいいのでは?」と思ったあなた、実は秋刀魚は魚の中でもトップクラスにカロリーが高いのです。
数字だけ見てもわかりづらいと思うので、具体的にほかの魚と比較してみてみましょう。
秋刀魚は100グラムで297キロカロリーです。
同じ青魚と比較すると
- イワシ 100グラム=169キロカロリー
- 鯖 100グラム=247キロカロリー
なので、秋刀魚のカロリーが高いことがわかります。
赤身の魚と比べても
- まぐろの赤身 100グラム=125キロカロリー
- かつお 100グラム=165キロカロリー
と、魚の中でも秋刀魚のカロリーが高いことがよくわかったと思います。
秋刀魚100グラムの297キロカロリーは大体ご飯2膳分くらいと同じなので、いくら美味しくてもここまで高カロリーだと食べるのを躊躇してしまいますよね。
そんなあなたのために、秋刀魚の塩焼きを少しでもカロリーカットする方法を3つお教えします。
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秋刀魚の塩焼きをカロリーカットする3つの方法
網やグリルなどで焼く
秋刀魚を焼くときにフライパンで焼くのではなく、網やグリルを使って焼いてください。こうすることで脂を落とすことができるので、カロリーをカットすることができます。
小ぶりなものを選ぶようにする
当たり前の話ですが、一尾の大きさが大きいものの方がカロリーが高くなります。
なので、カロリーが気になる時は小さめの秋刀魚を選びましょう。
付け合わせや副菜をヘルシーなものにすればカロリーを摂りすぎることはありません。
皮や内臓を食べない
秋刀魚の皮のすぐ下の部分には脂がのっている皮下脂肪があります。
なので、この皮下脂肪を食べなければカロリーを抑えることができます。
内臓も同じように、食べた分だけカロリーを摂ることになるのでカロリーが気になる時は食べないようにしましょう。
でも実は、この皮や内臓に栄養がたっぷり含まれているんです。
なかでも内臓は食べずに捨ててしまう人も多いと思いますが内臓まで食べると身体によい効果が期待できますよ。
では、秋刀魚の内臓にはどんな栄養があるかを見てみましょう。
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秋刀魚の塩焼きで内臓を食べた方がいい理由
秋刀魚の内臓には、カルシウム・鉄分・ビタミンが多く含まれています。
特にビタミンは身よりも内臓の方に多く含まれています。
なかでも、内臓にはエイジングケアで話題になるレチノールというビタミンが多く含まれています。
このレチノールはビタミンCやビタミンEと一緒に摂ることでその効果がアップするとのことです。
付け合わせにビタミンCの多いかぼすやレモンを使うと、さっぱり食べられるだけではなく、内臓の栄養の効果アップにもなります。
また、大葉はビタミンEが多く含まれているので秋刀魚の塩焼きと一緒に大葉を食べるのもおすすめです。
ビタミンEがレチノールの吸収を促してくれるだけでなく大葉が内臓の苦みや臭みをマイルドにしてくれます。
秋刀魚の内臓は食べても問題なし
内臓を食べても大丈夫なのかと心配になりますが、秋刀魚の内臓は食べても体に害はなく、問題ありません。
秋刀魚はほかの魚と違って消化器官が一本あるだけなので、消化が早く、内臓の中に消化物が残っていることはないのです。
なので食べても問題ないんですね。
青魚の寄生虫の中でもアニサキスが心配ですがアニサキスは60度で死滅するので、秋刀魚を塩焼きにすれば高温で寄生虫も死んでしまうので内臓を食べても安全です。
内臓の苦みや臭みを消すには付け合わせを工夫する
内臓に栄養があることがわかっても、あの苦みや臭みが苦手で食べられない人もいますよね。
そんな時は付け合わせを工夫してみてください。
内臓の臭みや苦みを抑えてくれる大葉以外に、大根おろしをたっぷり使うのも効果的です。
大根おろしは内臓の苦みを抑えてくれるだけではなく消化吸収をよくする効果があるので秋刀魚の栄養を吸収しやすくしてくれます。
また、内臓は頭から3分の1の部分に苦みが集中しているので、その部分を避ければ苦さをあまり感じずに食べることができます。
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秋刀魚の塩焼きのきれいな食べ方
それでは次に、秋刀魚の塩焼きを綺麗に食べることができる食べ方をご紹介します。
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- まず背骨に沿って頭からしっぽに向かって箸を入れます。
- 箸で切れ目を入れることができたら、背骨から上半分を食べます。
- 上半分を食べ終えたら、下半分を食べます。
- 表側を食べたら、身から背骨を外します。
このとき裏返すのはマナー違反です。また裏返すと食べ終わりが汚くなってしまうので、裏返さずに背骨を外していきましょう。
頭が取れるのは縁起が良くないと言われているので、背骨をとるときは頭が取れないように注意しましょう。 - 背骨がとれたら、あとは残りの身を食べるだけです。[/su_note]
これで綺麗に秋刀魚の塩焼きを食べることができます。
ポイントは秋刀魚を裏返さないことです。
食べる前に箸を寝かせて全体を軽く押さえると身から骨がよりやすくなるので、より綺麗に食べることができます。
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秋刀魚の塩焼きに合う付け合わせや副菜におすすめの料理3選
最後に、秋刀魚の塩焼きをメインにしたときのおすすめの付け合わせや副菜をご紹介します。
きのこたっぷりのお味噌汁
新鮮な秋刀魚が出回るのは秋なので、秋を感じる副菜を添えると季節感が増して食卓がぐっと豊かになります。
冷ややっこ
秋刀魚が動物性たんぱく質なので、植物性たんぱく質のお豆腐を添えれば栄養面でもバッチリです。
アツアツの秋刀魚の塩焼きの箸休めにもなりますね。
甘酢ショウガ
大根おろしやかぼすが付け合わせの定番ですが甘酢ショウガもおすすめです。
ほどよい甘味と酸味が、秋刀魚の身や内臓の臭みを消してくれます。
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まとめ
ヘルシーだと思っていた秋刀魚の塩焼きですが、実は意外と高カロリーだったんですね。
脂ののった秋刀魚は美味しいですがカロリーが気になるなら網で焼くなどしてカロリーカットをするようにしてください。
秋刀魚の内臓には栄養があるので、塩焼きにした時は食べてみるとよいでしょう。
内臓が苦手な人は付け合わせを工夫すれば食べることができます。
内臓まで食べれば秋刀魚をさらに味わうことができますよ。
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