ピアスの消毒はいつまで?消毒はしない方が良いって本当?
「ピアスの消毒はいつまで?」から話題を始めますが、「消毒はしないほうが良い」とするクリニックの指導もあります。
「消毒液」を使うか使わないか、ここがポイントです。ネット上でも見解が分かれています。そうなるには、経緯となる理由があるのです。
このページでは、
- 消毒するとした場合の消毒の仕方
- 消毒はしない場合のケア方法
についてお伝えしていきます。
自分でピアスを開けた人も、どうぞ参考にしてください。
トラブルも含めて、最終的には、皮膚科クリニックの先生の指示通りにしてくださいね。
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ピアスの消毒はいつまで?
ここでは消毒するとした場合の話としてすすめます。
ピアッシング後のケア期間について
ホールの完成までの期間には個人差があります。
耳の薄い人は、約4週間。
耳の厚い人は、約6週間ほどです。
その間は、スタッドを外さずにケアを行います。
ホールの完成について
4~6週間経過して、ホールが完成した目安は次の通り。
スタッドを外して、ティッシュペーパーで耳を強めにつまみ、リンパ液や血液が付着していなければ、ホールは順調として良いそうです。
このときのホールはデリケートなので、まだまだ傷つきやすとのこと。
再度装着するときは、洗浄したスタッドの先端に、さらに消毒用ジェルをつけることがすすめられています。
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ピアスの消毒の仕方!ケアと注意点
先述のつづきになります。
ピアッシング後のケア手順
ピアスの消毒の仕方は、ピアッシング後のケア手順をお伝えします。
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- 入浴前に、ピアスの軸の部分に消毒用のジェルを塗ります。
- ピアスの軸の部分をずらして、ジェルが行き届くようにします。
- ジェルをシャワーで洗い流します。
- 最後に、綿棒を使ってピアスと耳の水分を拭取ります。[/su_note]
ホールの完成までの期間に注意すること
- シャンプーやリンスを使用したあとは念入りに洗い流す。
- サウナの利用や長時間の日光浴はしない。
- パーマ液は刺激が強いため、パーマは控える。
- 睡眠するときは、枕で耳を圧迫しないようにする。
- タオルやブラシ、髪の毛などをスタッドに引っ掛けないようにする。
- 1日1回の洗浄(消毒)以外は、ピアスに触らない。
注意したいのは、触り過ぎることによって赤く腫れることです。
耳タブが赤く腫れたり痛み出たりする場合は、医師の指示がない限り、消毒はしないほうが良いです。
シャワーのみで洗浄して、皮膚科クリニックで診療を受けてください。
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ピアスの消毒をしない場合のケア方法
ピアスの消毒をしない場合のケア方法では、消毒液はかぶれの原因になると考えます。
これについては、「使用しないでください」と訴えるほどです。
その背景は次のようなことだと思われます。
最新の医療では、「傷は消毒しない」という考えが主流になりつつあります。
もう、主流になっていると言っても良いくらいです。
学校の保健室でも、傷の手当に消毒液は使わないようになっています。「傷口は流水で洗い流す」「消毒液は使わない」という応急処置が教育現場には浸透しています。
現状は、「消毒廃止」と決定されているわけではありません、それは、異議を唱える外科医もいるからです。文部科学省は、保健室での応急処置については現場の判断に委ねています。
これは、ピアスケアについても同じ!
クリニックの判断、医師の判断によって消毒液を使わないとするケースが増えているのです。
消毒液を使わないピアスのケア方法は2通り!
ピアスの穴あけをしたあとは、ファーストピアスをつけたままにします。
ホールが完成したあとから、セカンドピアスに交換できます。
その期間のケア方法は、次の2通りになります。
流水のみのピアスケア
毎日洗髪したあとに、ピアス周囲と耳をシャワーですすぎ洗いをします。
そのとき、ピアスを軽く前後に動かしたりピアスの軸を回転させたりします。
そうすることによって、ピアスの癒着を防ぐということです。
消毒はしません。
石鹸を使うピアスケア
基本的には流水で洗い流します。
ピアス裏のキャッチの部分に皮脂や分泌物がたまりやすいので、石鹸を泡立てた泡で包むように優しく洗うのがポイントです。
洗顔のタイミングで、耳もいっしょに泡で洗います。
この処置は、ファーストピアスが終了したあとも継続すると良いそうです。
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ピアス消毒液のおすすめは・・・?
「消毒液」を使うとした場合は、すり傷にも使える「マキロン」です。
ただし、殺菌効果が強く傷みを感じることから、すすめない人も多いです。
「マキロン」は、耳には使いにくいですよね。
エタノールとオキシドールはNG。
エタノールは、無傷の肌に使う消毒液です。オキシドールは、漂白に使うものです。間違わないようにしてください。
ジェルタイプは、洗い流しにくいという点では、NGとする人もいます。
スプレータイプは、しっかりとホールに届かないということですすめない人もいます。
これがおすすめですよ!というものはないのが現状です。
商品としてはピアスケア専用の消毒アイテムがありますので、口コミ評価をチェックして自己責任で選んでください。
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まとめ
消毒については、最新の医療では「傷は消毒しない」という方向になりつつあります。
これはピアスケアも同じです。自分でピアスを開けた場合は、自己責任で判断してください。
ピアストラブルには、
- ピアスが皮膚に埋もれてしまった
- ピアスホールが痛む
- ピアスホールから汁が出る(化膿)
- 赤く腫れた(かぶれた)
- 金属アレルギー
などがあります。これらのようなことが起こった場合は、すぐに皮膚科クリニックに相談しましょう。