【新温泉マーク】批判殺到、東京五輪で外国人向けに見直してみたが・・・
2020年の東京オリンピックに向けて、案内用の図記号(ピクトグラム)の見直しが図られています。
今まで図記号は、日本工業規格(JIS)で定められていました。ただし、この国内規格では外国人観光客が分かりにくいのでISOの国際規格に則ったマークにしよう、という動きがありました。
そこで、先日、経済産業省は、約70種類のマークの見直し案を発表しました。
その見直しの対象には、日本人に馴染みのある、3本湯気の「温泉マーク」も入っています。
これが外国人には分かりにくいということで、「新温泉マーク」が発表されたのですが、、
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これが新温泉マークだ!
まず、現行のものから再確認してみましょう。
出典:http://www.asahi.com
現行の記号は、外国人には「温かい料理」に見えるそうです。
この記号を店先に出すと、「温かい料理を出すレストラン」と誤解されるおそれがあるとのことです。
外国人からすると、ラーメンにも見えるのだとか。
(ラーメン屋と温泉宿を間違えることはまず無いような気もしますが。。。)
そこで、新たに考案されたのがこちら。
出典:http://www.asahi.com
新しい図記号では、三本の湯気の下に、お湯につかる人が3人追加されていますね。
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評判は??
ところが、この新しい案、どうやら評判は良くないようです。
ネットでは、
- 地獄絵図笑
- 釜茹での刑っぽい
- 地獄の釜で煮られている罪人に見える
- YMOにもみえる
- 地獄釜にしか見えないwww
- 愛着あるし変えなくていいんじゃない?
- 現行の方がシンプルで良いな
- 今のマークを浸透させる工夫をした方がいいんじゃないのか?
- ダサすぎ!ワロタwww
- 日本の伝統的マークを勝手に変えるな!
- 逆さクラゲをまもろう!
などと言われています。
そして、当の温泉地からも反発の声が。
例えば、大分県や群馬県は難色を示しているそうです。
大分県と群馬県は、ともに「日本最古の温泉記号発祥の地」を自称しており、基本的には犬猿の仲。
ただし、このマークの変更に関して、反対ということで珍しく意気が合っているとのことですね。
温泉地は、見直しを求める要望を経済産業大臣に提出するということです。
図記号の見直しは、今年度中に結論をまとめる方針とのことなんですが、
この問題、しばらく揉めるかもしれませんね~~。
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