メダカの寿命は何年?産卵との関係や最長記録、症状について詳説
ブームだと聞いて興味を持つ人もいれば、繁殖させてみたいと飼育方法を知りたい人もいて、メダカは人気のようです。
今回は、メダカを飼育したいときに知りたい「寿命と産卵」について、ポイントをお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
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メダカを飼育したいときに知りたい!寿命や産卵について
メダカの寿命は、いわゆる野生種の場合は1~2年、自然環境下で生きられる期間は長くはないそうです。
飼育環境下で見守られた場合は、メダカの寿命は少し伸びて3年~4年になると言われています。
メスの産卵の様子
飼育で繁殖するのを見たくてメダカを飼っている場合、メスが産卵したときの姿を知ってしておく必要があります。
飼育者は、メスが産卵しやすいように環境を整えて、卵が危険にさらされないようにしなければなりません。
メスのお腹を見たときに丸いものをつけて泳いでいたら、それは卵を産み付ける場所を探しているのです。
メダカは体外に放出受精後の「卵塊」を体につけたまま泳ぎ、のちに卵を水草にくっつけます。
メダカの産卵時期
メダカの産卵時期は、4月~10月あたり。
水温18度以上、日照時間が12~13時間以上であれば産卵します。
室内でヒーターなどを使用して環境を整えれば11月~3月の寒い時期でもメダカの産卵は可能です。
水温は25度~28度、照明を13時間以上点灯させるなどの環境条件が必要になります。
産卵後の注意
水温25~26度の環境で、孵化(ふか)は10日ほど。
孵化から3か月後には、約2cmの成魚になります。
成魚は、産み付けた卵も食べてしまいます。
そればかりか、稚魚(赤ちゃんのメダカ)も危険です。
水槽で飼育する場合は、産卵用の水槽と成魚の飼育用の水槽は別にしないといけません。
この習性はメダカに限られたものではないです。
水槽用の仕切り板を使うか、水槽を2つ以上準備するか、飼育する前に考えておきましょう。
メダカの育成ネットや繁殖用の飼育ケース、2世帯型の水槽など、便利なサポートグッズがありますので、楽天やAmazonでチェックしてみてください。
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メダカの寿命の最長は?
自然界のメダカの寿命は、1年~2年。
上手に飼育した場合は、3年~4年ほど生きることもあるようです。
書き込みなどを見ると、5年目を迎えたというコメントもありました。
成長する大きさは、およそ次の通り。
- 1年目は、2.0cm~3.0cm。
- 2年目は、3.0cm~3.5cm。
- 3年目は、4.0cm以上。
メダカを長生きさせる5つのコツ
飼育経験の長い人は、以下の5つのことに注意しているようです。
(1)適正な数で飼育する
(2)水質管理
(3)水温管理
(4)ストレスを与えない
(5)日光浴をさせる
簡単にポイントをお伝えしていきます。
(1)適正な数での飼育
目安として、「1匹につき約1L」の水が必要です。
稚魚が生まれて、
数が多くなったら別水槽に分けるようにしてください。
(2)水質管理
餌の食べ残しやフンなどは、
こまめに取り除いてあげましょう。
(3)水温管理
飼育するときは、
「18度~28度」の範囲で水温を保ってください。
(4)メダカにとってのストレス
メダカは、人影などでストレスを感じることがあります。
他にペットを飼っていると、メダカにとっては外的になります。
落ち着いた静かな環境を整えてあげましょう。
(5)日光浴
日光浴の代わりとして、
アクアリウム用のフルスペクトルのLEDライトを使用する方法もあります。
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メダカの寿命を縮める病気の症状
メダカの寿命を縮める病気があります。
症状の早期発見・早期対処を心がけてください。
- 「水カビ病」
弱ったメダカの傷や体の表面で水カビが繁殖する病気。
早期に隔離して、水カビ病専用薬で対処してください。
- 「白点病」
症状としては、体の表面やヒレに1mm程度の小さな白い点が無数に生じます。
隔離して、市販の「メチレンブルー」を使って薬浴させてあげてください。
- 「尾ぐされ病」
カラムナリス菌に感染することで発生する病気。
目に見えて、体がただれたり「尾ひれ」が短くなったりします。
隔離して、市販の「グリーンFゴールド」「ニューグリーンF」などの治療薬を使ってください。
- 「エラがめくれている」
メダカのエラがめくれるのは、1匹だけなら寿命の可能性が高いです。
多数のメダカの場合は、水質を改善して様子を見るかしかありません。
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メダカの種類と値段!一匹100万円の個体も?
改良種のメダカには、一匹100万円の値段がついたというニュースがありました。
メダカブームに火をつけたとも言われていました。
一般的に飼育用に販売されているメダカは、一匹100円前後です。
たとえば、
- 「ヒメダカは50円~75円/匹」
- 「クロメダカは80円~130円/匹」
これくらいの値段で手に入れられます。
メダカの品種としては、
- 黒メダカ
- ヒメダカ
- 楊貴妃
- 白メダカ
- 三色メダカ
- 幹之(みゆき)メダカ
- ダルマメダカ
などが一般的なところです。
これらから、新品種のメダカが誕生します。
改良種のメダカは値段が変動しますので、その都度のチェックが必要です。
以下の品種名がついたメダカがいるかどうか、ショップを覗いてみてください。
- ラメブラックヒカリ
- 黒揚羽(クロアゲハ)
- 高縄ブラック(タカナワ)
- 赤星ブラックヒレ長
- 梅本ブラック
- ブラック新体型
- 黒蝶錦(コクチョウニシキ)
- 栗神(クリカン)
- 深川系三色
- 来光(ライコウ)
- 万葉(マンヨウ)
- あけぼの
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まとめ
飼育環境下で見守られた場合は、メダカの寿命は少し伸びて3年~4年になると言われています。
5年を超えたという例もあります。
メダカを飼うなら、しっかりと飼育方法を学習したほうが良いでしょう。
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