リスニングの教材の選び方、ネイティブの会話を聞き取ろう
今回は、英語の勉強がある程度進んだ中級者( TOEICでいうと600点~800点位)の方に向けて、さらに英語が得意になるためのリスニングの勉強方法をご紹介しようと思います。
ある程度英語の勉強が進んできたら、英語学習用の教材だけでなく、いろんなメディアに触れてみたいですよね。
動画サイトなんかにいけば、ネイティブがネイティブに向けて情報を発信している音声を聞くことができます。興味のある分野の動画をどんどん視聴していけば、楽しみながら実力アップすることができます。
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でも、ここに大きな壁があります。
私もそうでしたが、勉強を始めてからある程度のレベルに達するまでは、ゆっくりと綺麗に発音された音声ばかりを聞くことが多いと思います。
しかし、それに比べて実際のネイティブの発音はメチャクチャ速いです。これに慣れないとなかなか世界が広がりません。
TOEICのリスニングで9割以上は取れる実力があっても、実際のネイティブ同士の会話には、歯が立たないことが多いです。
実際、私が9割以上取れる実力がついたときに、海外のミュージシャンのインタビューの動画を見たときに、話題すら掴めなくてショックを受けた経験があります。
ちなみに、この時はニュース英語ならある程度聞き取ることが出来ていました。ニュース英語は、基本的にアナウンサーが綺麗に聞き取りやすく発音するからでしょう。
英語学習者向けにゆっくり話された教材で勉強し続けても限界があるということです。
これでは、字幕なしで映画やドラマを見るのはかなり遠い目標になってしまいます。
ですから、ある程度勉強が進んだら、容赦ないナチュラルスピードの教材を選んで聞くようにしましょう。
このときにも、慣れるまでは、できるだけスクリプトがあるものを選ぶ必要があります。
音が消失したり連結したりする部分を一つずつ確認していくことで、だんだんとナチュラルスピードについていけるようになります。
どうしても速すぎると感じる部分は、パソコンのソフトのスロー再生やリピート再生を使って、確認するもの効果的です。ソフトは、フリーのソフトが色々ありますので、お好みのものでいいでしょう。
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最近では、英語学習者向けの教材でも、ゆっくり話したものでなく、ナチュラルスピードで収録されたものがありますので、そのような教材を選ぶのがおすすめです。
最後に、実際に私が使ってみて役に立ったものをご紹介しておきましょう。
本の内容紹介の引用↓↓
ネイティヴの英語が聞き取りにくい原因は、彼らの英語が日本人には想像もつかない音声に変化している事にあります。私たち日本人は、学校の授業のCDで学んだ美しい発音に慣れてしまって、ネイティヴ独特の音声が脱落したり、つながったり、混じり合ったりする極端に変化した英語の音に接する機会がほとんどなかったのです。そのような汚い英語、つまりネイティヴ流の音声変化の特徴を耳に馴染ませ、聴き取れるようになればさらに多くのネイティブ音声をドラマや、映画、ニュースなどから聴き取り学び続けていく基礎ができあがります。あなたの英語耳を徹底的に鍛え上げる、究極のリスニングトレーニングブックです。
TOEICなどのリスニングに比べると、かなり速いです。でも一通りこなすと、明らかに英語の聞こえ方が変わってくるのが実感できると思います。頑張っていきましょう。
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