巨峰は冷凍保存できる?冷凍のメリットや皮むきの裏ワザをご紹介します!
巨峰をはじめとして、ブドウ類は冷凍保存をすることができます。
冷凍すると保存期間が長くなるだけでなく、生の時とは違った食感を楽しむことができるんです。
皮も、生の状態よりも冷凍したほうがきれいにむくことができます。
今回は、
- 巨峰の冷凍の方法や
- 冷凍のメリット
- 簡単きれいにできる皮むきのコツ
などなど、をまとめました。
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巨峰の冷凍保存の方法
まずは、一粒ずつ実を房からはずします。
実を一粒ずつはずすのは、実から茎のほうに水分が移動してしまって鮮度が落ちてしまうからです。
デラウェアのような小粒のブドウは房のまま冷凍することもありますが巨峰のような大粒のブドウはみずみずしさを保つために面倒ですが一粒ずつはずしましょう。
実を一粒ずつはずしたら、水できれいに洗います。
一粒ずつ洗ったら水気をしっかりと拭きとって重ならないようにフリーザーバッグに入れてから冷凍庫に入れればOKです。
タッパーに入れて冷凍保存してもよいですが、タッパーだと重なりやすく霜がついてしまうことがあるのでジップロックなどのフリーザーバッグのほうがおすすめです。
封をするときはできるだけ空気を抜くようにしてください。
このように皮のまま保存するのが一般的ですが、皮をむいたものを冷凍保存することもできます。実が変色してしまう可能性がありますが、皮をむいて種をとった状態で冷凍しておけば小さなお子さんにもそのまま食べさせることができます。
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冷凍するメリット
冷蔵保存の場合は最大で4~5日程度しかもちませんが、冷凍保存だと1ヶ月くらいまで保存期間を延ばすことができます。
冷凍すると生のものよりも香りや風味が落ちてしまいますが、長い期間楽しむことができるので、たくさんあって食べきれないときは冷凍して保存するのがおすすめです。
また、冷凍したものを完全には解凍せずに半解凍の状態で食べると、シャーベットのようで生とは違った楽しみ方ができます。
皮がむきやすくなるのも冷凍のメリットです。
皮のむき方については、のちほどご紹介しますね。
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巨峰を冷凍しておくとお弁当に使える
冷凍保存した巨峰は自然解凍することができるので、朝に冷凍庫から出したものをお弁当に入れておけばお昼を食べるころにはいい感じに解凍されています。
また、冷凍しておいた巨峰をお弁当に入れると保冷剤の代わりになってお弁当が傷みにくいのでおすすめです。
お弁当に使うときは別容器に巨峰だけを入れるとよいでしょう。
巨峰は色素が強いので、ほかのおかずに色が移ってしまうかもしれませんし、食べた後の皮やタネを入れておけるので、別容器でお弁当と一緒に持っていく方がよいです。
巨峰は大体8~10月に出荷量が多くなります。
お中元や頂き物でたくさんもらってしまった巨峰を冷凍しておけば、秋の行楽シーズンや運動会のお弁当に使えますよ。
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巨峰の皮むきの裏ワザを教えちゃいます!
巨峰の皮むきは、頭の方からむくより、お尻の方からむく方がきれいにできます。
でも「もっときれいにむきたい!」「普通にむくと時間がかかってめんどう!」という場合は、次のむき方を試してみてください。
①冷凍してむく
冷凍した巨峰の方が生のものよりも皮をきれいにむくことができます。
やり方は簡単で、冷凍保存してある巨峰を流水にさっとさらすだけです。
流水にさっとさらせば、簡単にするっと皮をむくことができます。
②つまようじを使う
次はつまようじを使う方法です。
皮と実の間につまようじをさしこんで一周させて
皮から実をはがしていきます。
あとは反対側から実を押し出せばOKです。
つまようじを使うと手を汚さずに皮をむくことができますよ。
③湯むきする
一番きれいに皮むきが出来るのが湯むきです。
沸騰したお湯の中に10~20秒ほど巨峰をくぐらせたら、
冷たい水で冷やします。
このとき、茹でる時間が長すぎると巨峰の風味が落ちてしまいますし、
皮がむきずらくなってしまうので注意しましょう。
④ぶどうの皮むき器を使う
もしぶどうの皮むき器をもっているならそれを使うのもよいです。
持っていなくても、雑貨店やインターネットで購入することができるので
頻繁に巨峰を食べる人は買って試してみるのもいいですね。
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巨峰は皮ごと食べる方がいいって本当?
日本では巨峰は皮をむいて食べる人がほとんどだと思いますが
実は海外では皮ごと食べるそうです。
というのも、巨峰の皮には栄養がいっぱいあって
皮ごと食べることでその栄養をしっかり摂ることができるのです。
皮には栄養がたっぷり
皮の部分にはポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用があり、エイジングにも期待できます。
とくに巨峰の紫色はアントシアニンというポリフェノールの一種によるものでアントシアニンは眼精疲労に効果があるそうです。
ほかにも食物繊維もたっぷりなので、腸内環境を改善する効果にもつながるとのことです。
皮ごと食べても農薬は問題なし
皮ごと食べる場合に農薬が気になると思いますが、一般に出回っている巨峰には残留農薬はほとんどないそうです。
万一農薬が残っていたとしても、ブドウ類に使う農薬は水溶性のものなのできちんと洗えば大丈夫です。
それでもやっぱり小さな子どもに食べさせるには心配というなら、重曹水に20~30秒程つければ農薬をしっかり落とすことができます。
農薬を落とす専用のスプレーもあるみたいなので、それを使ってみるのもよいでしょう。
ちなみに、皮の表面についている白い粉はブルームといわれるものです。
これは巨峰の鮮度を保つためについている天然のものなので食べてしまっても全く問題ありません。
渋みが苦手なら加工する
皮は渋いからあんまり食べたくないけど、栄養は余すところなく摂りたい!という場合は皮ごと加工することをおすすめします。
巨峰を皮のままジャムにしたりスムージーにいれたりすれば渋みが気にならずに栄養をしっかり吸収することができますよ。
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まとめ
巨峰は冷凍することができるので、たくさんあって食べきれないときは冷凍保存しましょう。
冷凍したものはひんやりとしていて、お弁当の保冷剤代わりに使うこともできますし、夏のおやつにももってこいです。
冷凍すると皮をきれいにむくことができますが、皮には栄養がたくさんあるので、皮ごと食べるのがおすすめです。
皮が渋くて気になる場合はジャムやジュースにしたりと、自分なりにアレンジ方法を考えるのも楽しいですよ!
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