インドカレーのスパイス配合をチェック!種類や特徴を押さえておこう
インドの人たちは、来る日も来る日も3食カレーを食べていると聞きます。
厳密にはスパイスの効いたスープや料理といっしょに、ナンやパン、野菜なども食べるわけです。
ですから、インドカレーと言っても、日本人が想像するスタイルとは違って、スパイス配合の組みわせによって変化があるので、飽きてしまうことはないそうです。
インド料理はスパイス料理であると言われます。
インドの家庭では、その日の体調や、気候、食材、食欲の気分に合わせて、スパイスの種類や分量を決めるのです。
今回は、インドカレー スパイスをテーマにして、インドカレーの魅力に迫ってみたいと思います。
ターメリックやパプリカ、コリアンダーシードなど、スパイスをちょっと知って見たい人は、どうぞご覧ください。
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インドカレーのスパイスの配合の仕方!4~6種類のスパイスを使った例
昭和時代の日本家庭のカレーとは違って、インドカレーはライスといっしょに食べるわけではありません。
インドでも北の地域と南の地域では、料理の特徴が違うとも聞きます。
そのため、インドカレーの定義はまうずかしく、「スパイスを用いた汁気のある煮込み料理」と言うしかなさそうです。
そのあたりは、日本人の味噌汁に決まりがないのと同じとなのかもしれません。
日本の食卓に出してみたいのは、北インドで食べられる肉系のカレーになると思われます。
参考までに、インドでの肉メニューは鶏肉や羊の肉になります。
ベジタリアンの場合は羊や鶏肉も食べません。
ヒンドゥー教では牛は神聖な生き物とされているので、殺したり食べたりしてはいけないことになっています。
というわけで、チキンカレーのスパイスの配合をご紹介しましょう。
4種類のスパイスだけで作る場合の例
レシピをいくつか追いかけてみると、2人分のカレーを作る場合は以下の通り。
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- クミンパウダー:大さじ1/2
- コリアンダーパウダー:大さじ1/2
- レッドチリパウダー:小さじ1/2
- ターメリックパウダー:小さじ1/2[/su_note]
6種類のスパイスで作る場合の例
以下の数字は割合になります。
[su_note note_color=”#fffff8″]
- クミンシード(4)
- ターメリック(1)
- カイエンペッパー(4)
- コリアンダー(8)
- クミンパウダー(4)
- ガラムマサラ(2)[/su_note]
スパイスの他に、トマトピューレ、にんにく、しょうが、塩、香菜などを使います。
たまねぎをアメ色になるまで炒める、水はなるべく使わないというポイントもあるので、スパイスのみでカレーを作れるわけではありません。
スパイスは、香り付け、色味付け、辛み付けの役割別に選ぶので、インドカレーを作りたいのであれば、いろんな人のレシピを研究するのがおすすめです
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インドカレーで覚えておきたい13種類のスパイスとは?
日本国内で流通しているスパイスは、60品もあるそうです。
ハーブに分類されるものも合わせると129品になるのだとか。
ここでは、インドカレーに使うスパイスに限定して、簡単に特徴とともにお伝えしますね。
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- ガラムマサラ
ガラムマサラは、単体のスパイス名ではありません。
ブレンドして作られるミックススパイスです。
- ターメリック(ウコン)
ターメリックは、黄色く着色するのに使われています。
- レッドペッパー
いわゆる「赤唐辛子」です。
口の中が熱くなるような辛さを出します。
- クミン
香りづけに使われます。
- 胡椒(ペッパー)
香と強い辛味を持つ代表的なスパイス。
ブラックペッパー、ホワイトペッパー、グリーンペッパー、ピンクペッパーがあります。
- コリアンダー
「コリアンダーの葉っぱはパクチーです」と言えば、イメージできるでしょうか。
香り付けで使われます。
- ジンジャー
日本の生姜と同じもの。
西欧では乾燥させた状態で使われるそうです。
- ナツメグ
ナツメグは、手作りハンバーグの隠し味にも使いますよね。
おもな役割は香り付けです。
ニクズクという種子の赤い皮の部分が「メース」、「ナツメグ」は赤い皮の内側の黒い種子の中の核部分になります。
メースも香り付けに使われます。
- シナモン
甘みもありながら辛みも持ち合わせています。
お茶やお菓子作りでも使ったことがあるのではないでしょうか。
- マスタード
油で熱してカレーに使います。
- クローブ
クローブは、肉類の臭みを消してくれます。
- ガーリック
インドカレーには、ガーリックをすりおろして使います。
日本のカレーにも入れてもおいしいですよね。
- ローレル(月桂樹)
肉や魚の臭みを消してくれる効果があります。[/su_note]
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インドカレーはカロリーと糖質が高いって本当?
材料で調べた場合は、インドカレーのカロリーは以下のようになります。
鶏もも肉(90g)180kcal
サラダ油(10g)92kcal
たまねぎ(100g)37kcal
カレー粉(5g)21kcal
固形コンソメ(6g)14kcal
トマト水煮缶(60g)12kcal
にんにく(5g)7kcal
しょうが(4g)1kcal
しお(0.5g)0kcal
合計:364kcal
糖質は12g程度です。
カレーのカロリーも糖質も、スパイスと具材によって変動します。
豚肉や牛肉を使うとカロリーが高く、根菜類を使ったカレーは糖質はかなり高いです。
またナンやサフランライスといっしょに食べれば、さらにカロリーも糖質も高くなります。
ちなみに、カレーハウスCoCo壱番屋の「低糖質カレー 」は、ライスの代わりにカリフラワーを使用したカレーメニューです。
カリフラワー(ライス状にして)約180gにカレーをかけて、糖質16.0gとなっています。
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インドカレーの7つの種類
インドカレーの種類については、日本のインドカレー店で見かけるものをリストしておきます。
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- キーマカレー
- ダールカレー
- チキンバターマサラ
- チキンティッカマサラ
- プラウンマサラ
- マトンカレー
- パニールパラグ[/su_note]
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【まとめ】スパイスの配合は千差万別!たくさんのレシピを参考にしよう
スパイスは、香り付け、色味付け、辛み付けの役割別に選びます。
クミンパウダー、コリアンダーパウダー、レッドチリパウダー、 ターメリックパウダーだけでも、カレーを作ることは可能です。
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