保育園の給食費はいくら?無償化と給食の意外に深い関係とは・・・
無償化になったのに、保育園の給食費は払わないといけないの?
そのように驚きの声をあげた保護者さんも多いと思います。
どういうことなのか?
わかりにくいですよね。
何度説明をしてもらっても、法律の話と国の財源の話が絡んでいるのでややこしいです。
今回は、「保育園の給食費はいくら」をテーマにしてお伝えします。
お子さんをこれから預かってもらおうと計画中の皆さん!
どうぞ、ご覧ください。
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無償化によって保育園の給食費はいくらになる?
無償化がスタートしたタイミングと、消費者税がアップしたタイミングは同じ。
これについても、頭の良い人たちは矛盾点をつついています。
ともかく、消費税のアップは、無償化のための財源と深い関係があります。
それでも給食費までは無償化にできないのが現状です。
財源の他にも、保育園の給食費は無償にならない理由があります!
収入に見合った形で保育費が無料だった家庭は、給食費も払う必要がありませんでした!
その理由は、保育園の管轄が厚生労働省だからです。
「給食は福祉に含まれる」ということで、保育園の給食費は保育料に含まれていたのです。
ポイントは幼稚園との関係
無償化がスタートしてからは、幼稚園と事情を合わせることになったそうです。
払わずに済んでいた人には、今後は痛い出費になりますね。
幼稚園の説明は?
幼稚園の管轄は文部科学省。小学校や中学校と同じです。
給食費は別に集めますよね。給食費は教育費でないのです。
幼稚園は、以前から給食費は別に支払うシステムだったわけです。
この事情に、保育園も合わせる方向に変わりました。
結論!保育園の給食費の値段は6500円~7500円程度か
給食費は、保育園、幼稚園が徴収するので、いくらになるか?は保育園ごとに、幼稚園ごとに異なるというのが1つ目の答えです。
法律のほうでは、副食費は上限4500円と決定しました。
副食(おかず)の費用ですから、内容に差をつけようと思えば、いくらでもできてしまうからだと思われます。
主食については、上限はないようです。
ママさんブロガーの記事をチェックした感じでは、2000円~3000円あたりのようです。
そう考えると、最終的な結論として保育園の給食費は、6500円~7500円で落ち着くのではないでしょうか?
2人目のお子さん、3人目のお子さん、あるいは0歳児はどうなる?
というところまで追いかけると、あまりにもページが足りないので、ここまでにしておきます。
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保育園の給食メニューについて
保育園の給食メニューは、どのようにして決められるか?
すべての自治体の状況をチェックするには、組織の力や資金力がないと把握するのはむずかしいです。
自治体の公式サイトで、情報をオープンにしてあるものを見る限りでは、「献立作成委員会」のようなものが構成されていました。
これは共通している印象があります。
保育園の場合は、たいてい園長と調理員による「献立作成委員会」となっているようです。
どのような会議が行われているか?については情報がありません。
管理栄養士については、「管理栄養士を置かなければならない特定給食施設の指定について」の資料に目を通してみました。
Microsoft Word – 20【改】★ ⑤ -3_23厚生労働大臣指定基準.DOC
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http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/kenko_zukuri/ei_syo/tokutei/kanri.files/25kouseiroudoudaijinnsiteikijyun.pdf
これによると、保育園の規模では「管理栄養士を置くかどうか」は努力の範囲のようです。
というわけで、それぞれの「献立作成委員会」が保育園の給食メニューを考えている。これが答えになります。
保育園の給食を食べない子はどうする?
嫌いなものが多くて、保育園の給食を食べない子の問題は、多くの保護者が悩むところです。
皆さんは、どのようにお子さんに接してきたのでしょうか?
保育園側との相談によって、方向性を決めるというのが基本です。
小学校の給食のように「無理に完食させる」という方法を取ると、「保育園に行きたくない!」と泣くようになります。
これは避けたいですよね。
深刻な場合は、給食がつづく義務教育の期間ずっと、引きずるようになります。
理想は、アレルギーの対応と同じように、偏食に対しても保育園全体で理解してもらう必要があります。
それには、「あの子だけ特別扱いされている」と、悪く思われない対処も必要です。お子さんの成長あるいは好き嫌いの変化は、根気よく見守るしかないでしょう。
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保育園の見学ポイント!安心できる保育園を見つけるための4項目
現実では、悲しいニュースが続きます。
保育園で虐待があったりパワハラがあったりする中で、待機児童の問題も解決していません。
それでも家庭の事情があり、お子さんを預かってもらえる保育園を見つける必要があります。
見学をさせてもらえる時点で、安心できる保育園というのは「1つクリア」になります。
実際のところは、保育士の態度や表情を見ることになるでしょう。「ここの先生たちなら、うちの子を預けてもだいじょうぶかなぁ」と思えるかどうかは重要です。
保育士が子どもたちを大声で呼ぶときなど、方針で呼び捨てにしているとか、言葉遣いがキレイではないとか、そのようなことは雰囲気で察するようにしましょう。
ほんとうに安全な保育園であるかどうかを確認するには、その保育園にお子さんを預けているママさんたちに、詳しく話を聞くしかありません。
保育園の方針や特徴で確認したいのは次の4つです。
OKかNGかは、保護者さんの考えで判断してくださいね。
- 外遊びの遊び方
どろんこ遊びを積極的にさせるかどうかなど。 - 散歩コースの安全性
- 給食の方針
無農薬食材へのこだわりなど。 - 母乳持参の扱い
園によって持参可否は異なります。
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経済的な不安もありますが、お子さんを安心して預けられる保育園が見つかるように、見学もさせてもらいましょう。
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