ヘナタトゥーが消えない!消える期間、短期間で消す方法、消し方のポイントとは?
最近注目を浴びているヘナタトゥー。
「消えるタトゥー」「期間限定のタトゥー」などと呼ばれていますね。
痛みもなく入れることができるので、軽い気持ちで海外旅行やイベントで入れたという方も多いです。
ですが、すぐに消えるものだと思っていたのに「なかなかヘナタトゥーが消えない!」というトラブルが相次いでいます。
そこで、
- ヘナタトゥーが消える期間
- 早く消す方法
などをまとめています。
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ヘナタトゥー消える期間はどれくらい?
ヘナタトゥーは、「ヘナ」という砂漠の植物をペースト状にして、肌の角質を染めるボディーアート。
白髪染めでも利用されている自然由来の成分(ローソンやタンニン酸)なので、害はないのですが、肌のタンパク質にしっかりと吸着(結合)する性質があります。
ヘナタトゥーが消える期間は、一般に2週間~1ヶ月程度とされています。
時間が経つにつれて、色がオレンジから茶色っぽくなっていき、徐々に消えていく、といった感じですね。
タンパク質が主成分である人間の肌は、上から表皮・真皮・皮下という構造になっています。
そして、一番表面側の表皮の細胞が入れ替わる周期が28日と言われています。
つまり、ターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)が28日周期であり、
それとともに、ヘナの吸着率が低下し、色素が剥がれ落ちていくということになります。
とはいっても、一概に何日で消えると言い切ることは難しいです。
というのも、ターンオーバーの周期は一般的には約28日といわれていますが、個人によってかなり差があるからです。
若いほどターンオーバーの周期は短く、年齢を重ねるにつれ周期が長くなる傾向があります。
その意味では、年配の人の場合、ヘナタトゥーが消えるまでにもっと長期間かかるかもしれません。
生活習慣(肌の手入れの習慣)によっても、異なってきます。
また、ヘナタトゥーの他にも、消せるタトゥーとして注目されている「ジャグアタトゥー」というものもあります。
ジャグアという果物の種の抽出エッセンスでデザインを描くものですね。
こちらも消えるまでには、2週間~1ヶ月程度かかるといわれています。
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ヘナタトゥーの消し方、早く消す方法とは?
すでにお伝えした通り、ヘナタトゥーが消える仕組みは、肌のターンオーバーが基本になります。
なので、ベストな方法は「待つこと」ですね。
残念ながら、クリニックにでも行かない限り「一発で完全にヘナタトゥーを消す」というのは難しいのです。
ですが、少しでも早く消す方法、早く色を薄くするポイントはありますので、ご紹介していきましょう。
ヘナタトゥーを早く消す方法
水に接触する回数を増やす
もしヘナタトゥーのペーストを乗せてから、1日~2日以内であれば、早急にペーストを水で洗い流します。
そして、できるだけ肌が水に濡れる回数を増やすようにしましょう。
ペーストを長時間乗せるほど、濃い色が肌についてしまいますので、できるだけ早く処置します。
1~2日以内であれば成分が完全に肌に染み込んでいないので、入浴回数・入浴時間を長くし、よく洗うことをオススメします。
2日以上経ってしまった場合は、しっかりカラーが付いてしまっていますので、簡単に色を薄くすることができない状態であるといえます。
ですが、少しでも早く消すためには、継続して水に接触する回数を増やしていきましょう。
夏場では、プールや海水浴で水に触れる機会が長くなるため、脱色しやすいという話もありますので。
肌を優しく石鹸などで洗うようにしてください。
無理に消そうとして肌を傷つけてしまう人が非常に増えていますので、気を付けて下さいね。
さらに時間が経って、だいたい5日くらい経過すると、徐々に色素が落ちやすくなってきます。
早く脱色させるためには、入浴時間を長くして肌がふやけた状態で、優しくこするといいでしょう。
皮膚の垢とともに、ポロポロと自然に落ちるようにしてください。
とにかく、水との接触機会(接触時間)を多く持って、自然に落ちるように促すのが基本になります。
ピーリングジェルやクレンジングを使う
お伝えした通り、ヘナタトゥーを早く消すには、入浴回数や時間を増やすことが有効です。
このときに、石鹸の代わりとして、補助的にピーリングジェルやオイルクレンジング(メイク落とし)を使うと、脱色しやすいと言われています。
皮膚がふやけてきたときに、優しくマッサージしてみて下さい。
ですが、肌の生まれ変わりで脱色するのがあくまで基本になりますので、ゴシゴシしないように気を付けて下さい。
ゴシゴシこすっても、あまり意味がなく、肌を傷つけてしまっただけだった、という方も多いです。
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湿布を貼る
もう1つの有効な方法は、ヘナタトゥーに湿布を貼ることです。
詳しいメカニズムは分かっていませんが、実際に「湿布を貼ってヘナタトゥーが消えた!」という声も多いので、試してみる価値はありそうです。
一方で、湿布を試したけど、消えなかったという声もあります。
ヘナといっても、天然のヘナだけを使ったもの、化学染料も混ぜているもの、など種類は様々です。
使ったヘナの成分によって、湿布で消えるものと、消えないものがあるようですね。
消せないなら隠す?
ワンポイントなどの面積の小さいタトゥーであれば、湿布を貼って隠すという方法も取れるかもしれませんね。
消すのではなく、隠すという観点では、薬局で売っているテーピングやサージカルテープを活用するのも1つの方法です。
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ゴシゴシと擦らないで!
「明日から会社に行かないといけない!」など、すぐにでも消したいといった事情もあるかと思います。
ですが、一刻も早く消したい一心で、ゴシゴシ擦って洗ってしまうと逆効果になる可能性もあるのでご注意ください。
ヘナタトゥーの染料は、表面に付着しているのではなく、皮膚のタンパク質と結びついています。
なので、表面を無理にゴシゴシ擦っても、皮膚を傷めるだけになってしまいます。
下手すると、元に戻せないほどの炎症や傷跡などの肌トラブルにもつながりかねません。
通常であれば2、3週間で消えるはずのカラーが、無理に擦ったせいで傷になって消えるまでに1年掛かったというケースもあるそうです。
すぐ消したいならタトゥー除去専門のクリニックに相談
「どうしてもすぐに消さなければならない」
「1ヶ月経ったのに、全然消えない」
といった事情がある方は、自分で無理に処置せず、専門のクリニックに相談するのが良いでしょう。
ひとことで「ヘナ」と言っても化学薬品を使っていて色が落ちにくいもの(ブラックヘナなど)もあります。
専門医であれば、自分の症状に合った施術を行ってくれるでしょう。
一般にタトゥー除去というと、皮膚を切り取る「切除法」や、レーザーを照射して色素を抜く「レーザー除去法」があります。
最適の方法をしっかりと相談した上で、処置してもらうようにしましょう。
ヘナタトゥーの場合は表皮だけなので、相談次第では費用を安く抑てもらえたりするかもしれません。
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むすび
消えるタトゥーと言われるヘナタトゥーですが、あくまで自然に消えるものであって、簡単に消せるタトゥーというわけではありません。
ヘナタトゥーを入れるなら、予め消える期間を長めに想定し、計画的に行うのがベストです。
もしも、肌トラブルが起きてしまった場合や、なかなか消えずに困っている場合は、無理に消そうとせずに皮膚科や美容外科を速やかに受診してください。
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