ハイターとブリーチの違いはなに?成分や色落ち、洗濯のつけおきにはどっちがオススメ?
「ハイターとブリーチってなにが違うの?」
「どっちの洗剤を買えば良いのかしら?」
「どちらの方が優れているの?」
って思ったりしませんか?
どちらも台所用の洗剤なのですが、この2つの洗剤、ハイターとブリーチの違いなどについていろいろ検証してみたいと思います。
これを読んだらもう迷わなくて済むと思いますよ。
それではこれからどのような効果があるのか詳しくみていきましょう。
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ハイターとブリーチの違いはなあに?
ではさっそくハイターとブリーチの違いについてみていきたいと思います。
お店の店頭に並んでいるこの2つの洗剤、入れ物もほとんど変わらず、ただ名前だけが違うだけなのに値段は、ブリーチの方が安くてハイターが高く、倍近く違うのです。
実は、この2つの洗剤ハイターとブリーチは、ほぼ同じようなものなのです。
商標が違っていて、ハイターは株式会社の花王が商標登録しているもので、ブリーチはそのほかの会社がブリーチという英語の意味の漂白という言葉を使っているのです。
ハイターとブリーチはどちらにしてもキッチン用の塩素系の漂白剤なのです。
花王が商標登録しちゃったので、花王だけがハイターという名前を使えるのです。
そのほかの会社も同じ塩素系の漂白剤を出したのですが、名前だけは使うことができないのでほかの名前を考えてブリーチというものになったのです。
ブリーチはどの会社が使っても大丈夫なので、株式会社花王以外の会社が自由に使っているのです。
さらに、ちょっとだけハイターとブリーチでは使われている成分が違うのですが、効果はほとんどハイターでもブリーチでも変わらないので、あとは好みで選んで使いましょう。
次にハイターの成分について詳しくみていきたいと思います。
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ハイターの成分はどんなものなの?ブリーチは?
ハイターに使われている成分は、次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、界面活性剤のアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムです。
そして、ブリーチは次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、界面活性剤のアルキルアミンオキシドが使われているのです。
ハイターとブリーチの成分はほとんど変わらないのですが、界面活性剤だけが違うものが入っています。
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムとアルキルアミンオキシドの違いは、陰イオン界面活性剤と両性界面活性剤に分かれているのですが、両方とも汚れにどのようにくっついて落としとれるようにするかの違いで漂白をしたり殺菌したりという効果はないのです。
ハイターとブリーチに使われている成分のうち、次亜塩素酸ナトリウムが殺菌や漂白にとても効果的に働くのです。
この成分がツーンとしたキツイ匂いを出しているのです。
ハイターもブリーチもどちらもアルカリ性の洗剤になっています。
この次亜塩素酸ナトリウムの成分は赤ちゃん用の消毒液にも使われているのです。
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ハイターを使うと色落ちしたりするの?
実はハイターを使うと色落ちしたりすることがあります。
ハイターはシミなどの汚れの色を分解して取り除くことで色を白くしようとします。
普通の洗剤よりも効き目が強くて、色素を抜いて色を白くする働きがあります。
なので色のぬけやすい洋服を洗ってしまうと色が薄くなってしまったり、色が落ちてしまったりしちゃうのです。
大丈夫かなって思っていても洗った後で洋服から柄や色が落ちてしまうことが起きてしまうこともあるので、どうか確認してから使うと良いですよ。
使う前に大丈夫か色落ちテストをすることをオススメします。
ハイターの漂白剤を使って一度色が落ちてしまったら基本的には元に戻すことができなくなるので注意が必要です。
もしくは、塩素系の漂白剤を使わないようにして、漂白力があまり強くない酸素系の漂白剤 ワイドハイターなどを使ったら色や柄の衣服にも使えますよ。
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ハイターは洗濯機に使うことができる?その場合、つけおきしても良いの?
ハイターには塩素系の漂白剤と酸素系の漂白剤の2つの種類があります。
洗濯機についたカビを落とすときに使うことができるので良いですよ。
洗濯機のメーカーによってはこの2つのどちらかしか使えなかったりまたは、使用不可の場合もあるので使うときは洗濯機の取扱説明書をよくみて確かめてから使ってくださいね。
塩素系の漂白剤を使って汚れやカビを落とす場合は、洗濯機にお湯をためてその中に塩素系のハイターを入れます。
つけおき洗いコースや槽洗浄コースを選んでスイッチオンすれば良いです。
もしくは洗うのみを選択して2〜3時間もしくは一晩つけおきをしましょう。
その後全自動で洗濯機を回したら、カビが綺麗に取れて良いですよ。
酸素系の漂白剤を使ったら、40度から50度のお湯が効果が出るので酸素系ハイターを入れて槽洗浄コースまたはつけおき洗いコースでちょっと回して中のハイターをよく混ぜてつけおきします。
2〜3時間ぐらいで汚れが浮き出てくるのでそれをネットなどでとってから全自動で洗濯機を回せば綺麗になります。
どちらのハイターを使ったときもしっかりと湿気がこもらないように洗濯機の蓋を開けて乾燥させてくださいね。
ハイターを使って洗濯したいときは、漂白剤で洗える衣服のみを洗濯機に入れて洗濯洗剤とハイターを両方使って洗濯しましょう。
通常通りの洗濯機のスイッチを押せば良いです。洗濯機によっては使えない場合もあるのでちゃんと事前に確認してくださいね。
その時に注意が必要なのは、塩素系の漂白剤と酸素系の洗剤を混ぜないこと。
有毒ガスが出るので絶対にしてはいけません。
ハイターを使うときは原液のまま使わないでくださいね。
ちゃんと水に薄めてから使いましょう。
つけおき洗いをしたいときは、洗面器などに水と漂白剤を入れてその中に漂白したい服を入れてください。
だいたい5分〜30分ぐらいが目安です。
それ以上約2時間とか長くつけると服を傷めてしまうのでやめましょう。
その後洗濯機ですすぎ洗いをしたらそのまま干せば出来上がりです。
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まとめ
ハイターとブリーチ、両方とも塩素系の漂白剤でほとんど成分も変わらないものでしたね。
あえていうなら、お値段に違いがありますが。
みなさんの好みの漂白剤を使って選択やお掃除をしてみてくださいね。
漂白剤を使うときは必ずゴム手袋を使うことをオススメします。
大切な衣類が色落ちしたりしないようにしっかり事前にチェックしてから使ってくださいね。
漂白剤には塩素系のものと酸素系のものと2種類あります。容量と用法をきちんと守って上手に使い分けて使って見てくださいね。
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