ゴーヤの苦み取りには電子レンジがベスト!?苦くない人気レシピから保存方法まで
節電から始まった緑のカーテンブームによって、夏になるとゴーヤを家庭菜園する人が増えました。
そのおかげで、おすそ分けされることが多いです。
それも、1本や2本ではなく大量にもらうこともありますよね。
困るのは、ゴーヤの苦味が気になること。
独特な味がして、ゴーヤの料理を作ってみても家族は食べてくれません。
今回の話題のテーマは、ゴーヤの苦味取り。
電子レンジを使う方法や、一般的に行わている下処理の方法をお伝えします。
今度こそは、ゴーヤを食べられるようにしたい!
そう思っている人は、どうぞご覧ください。
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ゴーヤの苦味取りに電子レンジを使う方法
はじめに、ゴーヤの種類の話をしておきます。
沖縄産のゴーヤは、「あばしゴーヤ」と呼ばれるもの。
太くて丸く、どんぐりのような形をしています。
そして、苦みはやや控えめなのです。
だから、沖縄の人たちはゴーヤの苦味も平気のなのかもしれません。
私たちがスーパーでよく見かけるのは、中長ゴーヤ(中長レイシ)が多いそうです。
形は細長く、やや苦みが強くなります。
めずらしいのは白ゴーヤ。こちらは、苦みが少なく食べやすいそうですよ。
手のひらサイズのゴーヤは、ミニゴーヤ。
家庭菜園に選ばれることが多いです。
ゴーヤの苦味取りに電子レンジを使う方法について!
それでは、ゴーヤの苦味取りに電子レンジを使う方法です。
料理として何を作るかによっても、下処理として電子レンジで加熱するときに、ふりかけておくものが異なります。
[su_note note_color=”#ffffff”]例1
薄切りにしたゴーヤに塩をまぶして、
電子レンジで2分ほど加熱。
チャンプルレシピで試してみてください。[/su_note]
[su_note note_color=”#ffffff”]例2
砂糖をふりかける方法もあります。
薄切りにしたゴーヤに砂糖をふりかけて、
こちらも電子レンジで2分加熱でOKです。
砂糖の甘みを活かすには、
ひき肉といっしょに炒めるのがおすすめです。
そぼろ丼ふうにしてみてください。[/su_note]
[su_note note_color=”#ffffff”]例3
ブイヨンとオリーブオイルを加えて、
電子レンジで加熱する方法もあります。
ウインナーやチョリソーなどと、
いっしょに炒めて食べてください。[/su_note]
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ゴーヤの苦味取りができる人気の簡単レシピ
電子レンジを使わない場合も、ゴーヤの苦味取りには塩や砂糖を使います。
方法としては、次の4通り。
[su_note note_color=”#fffff8″]
- 塩のみで、塩もみ。
- 塩に砂糖をプラスしてもむ。
- 油と合わせて苦味を抑える。
- うま味のある調味料で苦味を感じにくくする。[/su_note]
塩のみで塩もみも、砂糖と塩を使った塩もみも、もんだあとは10分ほど置きます。
ゴーヤから水分が出て、ゴーヤがしんなりすれば、下処理は完了です。
油やうま味のある調味料の場合は、調理するときに絡めるだけになります。
うま味のある調味料としては、しょうゆ、味噌、酢、オイスターソースなどを使ってください。
人気レシピもいくつか紹介しておきますね。
ゴーヤのフリット
油で揚げるので、ゴーヤの苦味を抑えることができます。
フリットは、衣にメレンゲを加えるのがポイント。
メレンゲ作るときは、ボウルに卵白と塩を入れて、泡立て器でツンと角が立つまで泡立てましょう。
お菓子作りではないので、砂糖は使わなくても大丈夫です。
フリットの衣作りの分量
- 卵白1個分
- 塩少々
- サラダ油小さじ2
- 小麦粉大さじ1.5
- 片栗粉大さじ1.5
角が立つメレンゲと、小麦粉、片栗粉を合わせて、サラダ油を加えて混ぜ合わせてください。
塩もみで苦味取りをしたゴーヤに、フリットの衣をつけて揚げればできあがり。
ゴーヤの佃煮
材料は、こんな感じ。
- ゴーヤ:500g
- しょうゆ:50cc
- 砂糖:100g
- 酢:40cc
- かつおぶし:10g
- ゴマ:適量
濃い味付けにするので、下処理は茹でるだけ。
ゴーヤは2ミリくらいに薄く切って、熱湯でサッと茹でます。
砂糖、醤油、酢を合わせて沸騰させ、しっかりと水気を切ったゴーヤを入れて中火で煮ます。
汁気がなくなるまで煮込んでください。かつお節とゴマをふりかけて、できあがりです。
ゴーヤ豚キムチ
材料は以下の通り。
- ゴーヤ:1/2本
- 豚肉(薄切り):100g
- キムチ:100g
- 卵:1個
- ゴマ:大さじ1
- 醤油:少々
- ゴマ油:少々
豚肉を炒めてから、薄切りにしたゴーヤと、食べやすい大きさにカットしたキムチを混ぜて、さらに炒めます。
最後に溶き卵を混ぜて、調味料で味付けをすればできあがり。
キムチの辛さで、ゴーヤの苦味をカバーするのがポイントです。
以上のように、油で揚げる調理や濃い味付けをする料理で、ゴーヤを食べてみてください。
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ゴーヤには栄養成分が豊富!苦味成分モモルデシンにも注目!
ゴーヤの豊富と言われる栄養成分は、100gあたりに以下の通りに含まれています。
- ビタミンC:76mg
- 鉄分:0.4mg
- 食物繊維:2.6g
- カリウム:260mg
参考までに、ゴーヤの苦味成分は「モモルデシン」と呼ばれるものです。
苦味はあるものの、胃腸の粘膜を保護する効果があると言われています。
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ゴーヤを冷凍保存するには?保存期間は何日まで?
ゴーヤの苦味成分である「モモルデシン」は水溶性なので、茹でるだけでも流れ出ると言われています。
薄切りにしたゴーヤを茹でて、取り上げたあと、ペーパータオルで余分な水分を拭き取れば冷凍保存しておけます。
苦みを生かしたままで良いなら、ゴーヤを生のまま薄切りにして冷凍するだけでOKです。
保存期間は、2週間が目安。早めに食べてください。
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【まとめ】苦み取りには電子レンジを活用
ゴーヤの苦味取りをするには、
- 「塩のみで、塩もみ」
- 「塩に砂糖をプラスしてもむ」
- 「油と合わせて苦味を抑える」
- 「うま味のある調味料で苦味を感じにくくする」
の4通りの方法があります。
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