銀行口座を複数持つことの4つのメリット
あなたはいくつの銀行口座を持っているでしょうか?
1つあれば、大体の状況には対応できます。でも、複数の口座があるとなかなか便利です。
やみくもにたくさんの口座を作ってしまうと、管理も大変なので要注意ですが、2つか、3つ程度の銀行口座をもつのは、大変おすすめですよ。
複数の銀行口座を持つことについて、思いついたメリットを挙げてみましたので、参考にしてみてください。
メリット1:ペイオフの上限に対応できる。
メリット2:使えるATMの幅が広がる
メリット3:用途別の口座で賢くお金を管理できる。
メリット4:金利やキャンペーンなどのサービスを受けられる。
では、順に見ていきましょう。
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ペイオフの上限に対応できる
まず、ペイオフってなんでしょう?
ペイオフとは、金融機関が経営破たんした場合、預金者への払い戻しを保証する制度です。
ここで要注意なのが、保証には上限があることです。具体的には、原則として、一人当たり元金1000万円までとその利息のみです。
異なる金融機関に口座を複数持って、各口座に1000万円以下を預けていれば、ペイオフの上限にひっかからずに済みます。
ですから、複数の口座を持つ場合は、同じ銀行の異なる支店に口座を開設するのではなく、今持っている口座の銀行とは別の銀行に口座を開設することが、おすすめです。
なお、昔は、同じ銀行に複数の口座を開設することが比較的簡単にできたのですが、最近では、難しくなってきているようです。どうやら、防犯対策やトラブル回避のためみたいですね。ですので、複数の銀行にそれぞれ口座を開設しましょう。
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使えるATMの幅が広がる
街中に設置されているATM。必ずしもすべての銀行に対応しているわけではないですよね。
それと、銀行によっては、まれにシステムメンテナンスでATMが使えなくなることがあります。
こんな時は、複数の銀行に口座を開設していれば、1つの銀行を利用できなくても、別の銀行を利用することができます。
いざ、と言ったときに困ったことにならないためにも、複数の銀行に口座を開設しておいて方がよいです。
私は、以前1つの口座しか持っていなかったことがあります。
そんな中、ある年の年末、システムメンテナンスのためATMからお金が引き出せなくなったことがありました。
なんとか手持ちのお金で過ごせたので良かったですが、危うく帰省できなくなって、年末年始の予定が丸潰れになりそうでした。
あなたは、こんな目に遭わないよう準備しておきましょう。
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お金を用途・目的別に分けて管理できる
おそらく一番有用かつ重要なのが、このメリットでしょう。
メインバンクの口座では、普段の生活費などを管理して、
サブバンクの口座では、教育資金やマイホーム資金などを管理するやり方です。
特に、なかなか貯金ができない場合、次のテクニックが有効です。
- 給料が振り込まれるメインバンクの口座とは別に、貯金用のサブバンクの口座を開設する。
- 給料が振り込まれたら、メインバンクからサブバンクに貯金したい額を移す。
毎月、給料日にサブバンクに移すことが重要です。
また、移す金額は、無理のない範囲で設定するのが重要ですが、一般的には給料の2割が目安です。
このように自分でルールを定めて、キチンと実行すれば、確実に貯金をすることができます。
別の口座に移すのが面倒という人もいるかもしれませんが、ネットバンキングのサービスを利用すれば、パソコンやスマホから数分で完了します。
ネットを利用すれば、いつでもどこでも手続きできますので、とても便利です。
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金利やキャンペーンなどのサービスを受けられる
銀行によって金利が異なったり、独自のキャンペーンを行ったりしています。これらを考慮して、サブバンクを選べば、よりお得になります。
ネット銀行は、全体的に金利が高めなのでオススメですよ。
例えば、楽天銀行では、銀行口座と併せて証券口座も開設することで、金利が5倍になります。
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さいごに
銀行によって一長一短ありますので、ご自身にあった銀行を見つけて頂き、口座を開設して、賢くお金を管理しましょう。私は、サブバンクとしては、やはりネットバンク(ネット銀行)をオススメしています。
手数料なども銀行ごとに異なりますので、知らないと損をし続けている可能性もあります。一度、検討してみるとよいと思います。
以下の記事ではオススメのネットバンクの手数料などを比較してみました。是非、参考にしてみてください。