『フライト』映画は実話なの？キャストや評価もチェック（※あらすじネタバレあり）

 

『フライト』という映画はご覧になりましたか？

『フライト』は2012年に公開されたアメリカの映画です。

タイトルから飛行機にまつわるアクション映画だと思うかもしれませんが、実際は奇跡の着陸を成し遂げヒーローと呼ばれた主人公をめぐるヒューマンドラマ映画です。

 

公開当時も予告編を見た人が本編を見て「予想と違っていた！」と次々に反応していました。

一体どんな映画なのか気になりますよね？

それでは、映画『フライト』についてご紹介します。

 

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『フライト』という映画は実話なの？

『フライト』は2012年に公開されたアメリカの映画です。

バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズを手がけたロバート・ゼメキス監督と『トレーニング　デイ』でアカデミー主演男優賞を受賞した実力派のデンゼル・ワシントンがタッグを組んだ作品です。

ロバート・ゼメキス監督は『フライト』の脚本を絶賛していてその映像化のため、約12年ぶりに実写映画に挑みました。
映画『フライト』は実話ではなく、実話を元にしたフィクションです。

実際にあった「アラスカ航空261便墜落事故」という航空事故から着想を得て作られました。

アラスカ航空261便墜落事故とは2000年1月31日にアメリカ西海岸沖で発生した航空事故で、この事故の生存者は0名でした。

 

『フライト』も作中の航空事故によって死傷者が出ますが、主人公ウィップの機転によって多くの人が生存することができたのです。

多くの人が生存できたことから『フライト』は実話ではないことがわかりますね。

そして映画『フライト』は、航空事故が題材になっていますが本当のテーマは別のところにある作品なのです。

 

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『フライト』映画のあらすじ（※ネタバレあり）

飛行機のベテランパイロットであるウィップは、その日最悪の天候の中フライトをします。

周囲の誰もが不安になるほどの嵐でしたが、ウィップはその豊富な経験をもとに嵐を難なく切り抜けることに成功します。

ところが、嵐を抜けて自動操縦に切り替えてからしばらく経ったころ、突然機体が急降下し始めてしまいます。

機体を操縦しようとしても制御不能でこのままでは大惨事になってしまうと判断したウィップは機体を背面飛行させてなんとか胴体着陸させました。

死傷者は出てしまったものの、ウィップの起点によって被害を最小限にすることができたのです。奇跡の着陸を成し遂げたウィップを、世間はヒーローと称えます。
しかし、実はウィップはアルコール依存症だったのです。

機体が急降下したのは飛行機の故障によるものでしたが、その事故の時にもウィップは操縦中に飲酒をしていました。

ウィップが飲酒していたこと、また日頃からコカインを常用していたことが血液検査から判明してしまうのです。

飛行機の故障が事故の原因のはずでしたが、実は機長のウィップが飲酒をしていたので、原因はウィップにあるかもしれないと調査が行われることになります。
一時はヒーローと呼ばれたウィップですが、その内実は決してヒーローと呼べるようなものではなかったのです。

ウィップのおかげで多くの乗客が生存することができたのも事実ですが、アルコールや薬物に依存している犯罪者であることも事実です。

果たして彼はヒーローなのか、それとも犯罪者なのか。

アルコール依存症の恐ろしさを描きながら、ウィップが自分と向き合っていくストーリーになっています。

 

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映画『フライト』のキャストをご紹介します！

ウィップ・ウィトカー（主人公）
演ーデンゼル・ワシントン
元・アメリカ海軍パイロット。
奇跡の着陸を成し遂げて世間からヒーローと言われれる。
実はアルコール依存症で薬物の常用者。

 

ヒュー・ラング
演－ドン・チードル
ウィップ担当の弁護士。
ウィップがアルコール依存症だと知り軽蔑するものの、
ウィップを守るために弁護する。

 

ニコール・マッゲン
演－ケリー・ライリー
ウィップが入院先で出会った薬物依存症の女性。

 

ハーリン・メイズ
演－ジョン・グッドマン
ウィップの親友。
ウィップに薬物を売っていた人物。

 

チャーリー・アンダーソン
演－ブルース・グリーンウッド
ウィップの古くからの友人。パイロット組合の代表。

 

エレン・ブロック
演－メリッサ・レオ
運輸安全委員会調査班のリーダー。

 

ケン・エヴァンス
演－ブライアン・ジェラティ
ウィップが操縦していた事故機の副操縦士。

 

マーガレット・トマソン
演－タマラ・チュニー
ウィップの昔なじみ。事故機に客室乗務員として搭乗していた。

 

カテリーナ・”トリーナ”・マルケス
演－ナディーン・ベラスケス
ウィップの恋人。事故機に客室乗務員として搭乗していた。

 

男性患者
演－ジェームズ・バッジ・デール
ウィップが入院先で出会ったガン患者。

 

ディアナ
演－ガーゼル・ボヴェイ
ウィップの元妻。

 

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映画『フライト』映画が高評価の理由は？

『フライト』は、Rotten Tomatoesでは78％の支持を獲得して高い評価を得ました。
第85回アカデミー賞では脚本賞と主演男優賞にノミネートしましたが、どちらも受賞は逃してしまいました。

アカデミー賞受賞こそ逃しましたが、名監督であるゼメキス監督がメガホンをとったこの作品は実際に見た人から高評価を得ています。

 

作中でも見どころなのが背面飛行のシーンですがなんとこの背面飛行は実際にジェット機を180度回転させて撮影されたそうです。

リアリティと迫力を追求した作品なので、高評価となるのもうなずけますね。

 

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【まとめ】ヒューマンドラマを楽しもう

映画『フライト』についてご紹介しました。

『フライト』はただの航空サスペンスではなく主人公が自分と向き合っていくストーリーを描いたヒューマンドラマでした。

また、ヒーローは完璧でないといけないのか、ヒーローとはなんなのかを考えさせられる作品でもあります。

DVDだけでなく動画配信サービスでも見ることができるので、是非見てみてください！

 

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