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エンジンオイルが減る対策!継ぎ足してもいい?減るとどうなるの

 

今回の話題は、自動車のエンジンオイル。

皆さんはエンジンオイルの交換は意識しているでしょうか。

 

このページでは、「エンジンオイルが減ることへの対策」を中心にお伝えしていきます。

また、

  • 減るとどうなるのか
  • 減る理由
  • 継ぎ足し

についても取り上げています。

近ごろになってエンジンオイルに不安を感じている人は、どうぞ参考にしてください。

 

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エンジンオイルが減る対策にはメンテナンスが必須

エンジンオイルが減ることへの対策は、日頃からのオイルのメンテナンスをするしかありません。

エンジンオイルの交換時期は、車の走行距離によっても変わってきます。

 

一般的なメンテナンスとしては、「半年ごとにエンジンオイル交換」と、安全のために実際よりも短い期間で案内されることが多いです。

または、走行距離5000kmに達したタイミングで交換という話も耳にします。

 

適切なタイミングについては、メーカーの車種ごとの取扱説明書を確認してください。

 

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エンジンオイルが減ると継ぎ足しても良い?

原則として、エンジンオイルの継ぎ足しは推奨されていません

エンジンオイルは、全量を交換することが基本です。

 

例外は、オイル量がオイルレベルゲージの下限よりも下になって、すぐにエンジンオイルを交換できないときのみ。

素人の判断ではむずかしいので、定期的にオイル交換をして、最悪の事態にならないようにしましょう。

 

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エンジンオイルが減る3つの理由

エンジンオイルオイルは、オイル交換をしていないと減る場合もあります。

エンジンオイルが減る理由は、3つ。
「エンジンブレーキ」をかけたとき、「オイル上がり」「オイル下がり」の現象が起きたときです。

どのようなことが起きているのかについて、それぞれ順番にご覧ください。

 

「エンジンブレーキ」でオイルが減るしくみ

エンジンブレーキがかかっているとき、燃焼室内の負圧が高まります。

そのときオイルが大量に吸い上げられるので、オイルが消費されてしまいます。

 

「オイル上がり」でオイルが減るしくみ

オイル上がりとは何か?

ひと言で説明するなら、エンジン内部の「燃焼室」にオイルが上がってしまう現象のことです。

 

オイルが上がる「しくみ」は次のようになります

エンジンオイルの役割は、エンジン内部の金属同士を潤滑させることです。

オイルがなくギシギシするより、オイルによって滑らかなほうが金属にはやさしいですよね。

 

問題は、「燃焼室」。

文字通りに考えると、燃えてしまうとオイルは消費されてしまいます。

ですから、設計としては燃焼室にオイルが侵入できないようになっているのです。

 

燃焼室に侵入を防ぐための部品は、ピストンリング。

このピストンリングがすり減って、「オイル上がり」という現象が起こるわけです。

 

長年オイル交換していないとピストンリングの摩耗が生じてしまいます。

修理することになると、エンジンを内部まで分解しないといけません。

修理費用の負担は大きくなります。

 

オイルランプの警告灯が点灯して、マフラーから白煙が出ている場合は、「オイル上がり」が起こっている心配があります。

 

「オイル下がり」でオイルが減るしくみ

オイル下がりのほうは、吸排気バルブからエンジン燃焼室内部に侵入するケースです。

原因は、テムシールの劣化。

 

このステムシールは、吸排気バルブからオイルが侵入しないための部品です。

汚れたオイルによってステムシールは劣化します。

その結果として、「オイル下がり」が発生。

 

オイル下がりの場合も、マフラーから白煙が出るようになります。

しかしながら、「オイル上がり」ほどは症状としては目立ちません。

エンジンを始動させた時や、アイドリングの時に一瞬出るくらいです。

 

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エンジンオイルが減るとどうなる?

正常にエンジンを動作させるためには、エンジンオイルは一定量を保つことが必要です。

オイルの量が減ってしまうと、エンジンに悪影響を及ぼしてしまいます。

 

初期症状は、エンジン音の異変。

エンジンから異常な音がしたり、エンジン音が大きくなったりします。

そのまま放置しておくとエンジンの故障に繋がるので、この初期症状の段階で点検をしてもらうことをおすすめします。

 

最悪の段階に達した場合は、エンジンの焼き付き。

まったく動かなくなるので注意してください。

走行中にエンジンが焼き付いて、そこでエンジンが停止してしまうと大事故になる危険性があります。

 

エンジンオイルの役割について、もう1度最後に把握しておきましょう。

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(1)潤滑作用
エンジン内部のピストンリングとシリンダー壁の摩擦を減らす役割。

(2)密封作用
ピストンリングとシリンダーの間にある気密を保つ役割。

(3)冷却作用
エンジンから発生した熱を吸収する役割。

(4)洗浄作用
エンジン内部に付着するスラッジやスス汚れを取り払う役割。

(5)防錆作用
エンジン内部に錆(サビ)が発生するのを防ぐ役割。[/su_note]

 

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【まとめ】安全のためには適切に交換しましょう

エンジンオイルの量が減ってしまうと、最悪の場合はエンジンが焼き付いて動かなくなります。

大事故につながる危険性があるので注意してください。

また、エンジンオイルは少しずつ劣化して寿命を迎えます。

汚れたままのエンジンオイルで車を走行させるのも危険です。

一般的な目安として6か月ごと、あるいは走行距離5000kmに達したタイミングで、エンジンオイル交換をしましょう。

 

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