ボーナスの税金はいつから?新入社員でも分かる税金対策も知りたい!
ボーナスの時期になると、誰もが期待してそわそわします。
同時に、毎年のように話題になるのはボーナスにかかる税金。
高いんですよねぇ。。。
ボーナスの金額はもともと大きいので、パーセントテージで引かれると、引かれる金額は大きくなります。
給料の6か月分のボーナスをもらえる人は、引かれる金額も多くなるのです。
そうすると、ため息のようになる言葉は、「昔は引かれる金額が低かった」や「昔は所得税がボーナスから引かれなかった」などです。
若い社員は困惑。
そんなことがあったのだろうか。
今回の話題は、ボーナスから引かれるもの。
「ボーナスから税金はいつから引かれるようになった?」をテーマにしながら、ボーナスの支給額についてのお話をお伝えします。
会社からのボーナスの事情がよくわからない人は、どうぞご覧ください。
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ボーナスから税金はいつから引かれるようになった?
毎月の給与と同じように、ボーナスから税金や社会保険料が引かれます。
はじめに整理しておくと、ボーナスから引かれるのは以下の4つです。
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- 所得税
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料[/su_note]
ボーナスの手取り金額は、次のような計算式になります。
(ボーナス)-(健康保険料+厚生年金保険料+雇用保険料+所得税)=(ボーナスの手取り金額)
※ 40歳以上の人は介護保険料も引かれます。
情報が混乱しているところも見ておきましょう。
(1)所得税が引かれなかったことはありません。
「昔はボーナスから所得税が引かれなかった」と、会社の先輩から聞いたことがあるなら、それは間違った情報が伝わっていると考えられます。
(2)引かれない時期があったのは社会保険料。
社会保険料は、1995年までボーナスからは引かれませんでした。
この話と、「昔は所得税が引かれなかった」が混同しているのかもしれません。
(3)厚生年金保険料率は1%という時期がありました。
1995年から2003年3月までは、厚生年金保険料率は1%でした。
これも、「昔は所得税が引かれなかった」が混同しているのかもしれません。
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ボーナスの税金対策!手取り額を増やすにはどうする?
ボーナスの税金対策!
ここでは、ボーナスの手取り額は増やせるのか?という話になります。
会社側の話ではありません。
ボーナスの手取り額だけにスポットを当てるなら、次のような方法になるでしょうか。
- 残業代などの諸手当を抑えること、
- できるだけ前月給与を増やさないこと、
そのようにすることで、ボーナスから引かれる税金を少なくすることが考えらえます。
前月にもらえる金額を少なくして、引かれる割合(%)で調整して、ボーナスから引かれる金額を抑えるということです。
これは、「所得税の金額が前月給与の額に基づいて計算される」というのを利用する考え方です。
ボーナスの手取り額だけの話になるので、年間のトータルで考えたら得しているのかどうかも計算に入れて、判断したほうが良さそうです。
よく考えると、次のようなことになってきます。
前月の給与の調整することによって、ボーナスから引かれる所得税を少なくできたとしても、「所得税は1月~12月の所得に対してかかるもの」です。
さらに!
会社員が給与やボーナスから徴収される所得税は、暫定的な金額。
年末調整で確定した所得税額によって、還付されたり追徴されたりするもの。
個人的な印象としては、「ボーナスの手取り額」だけ増やすことを考えるのは、面倒な感じがしますね。。。
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ボーナスの平均!新入社員はいくらもらえる?
新入社員のボーナスの平均額は、産労総合研究所のデータを参考にします。
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2018年にまとめられたものです。
夏季賞与を支給支給額の平均は、
- 大学卒で88,428円
- 高校卒で69,873円
この金額で多いと感じるか、少ないと感じるか、個人差もあるかと思います。
産労総合研究所の調査内容を見ると、新入社員に対して「何らかの夏季賞与を支給する」と、答えた企業は85.0%になっています。
これを考えると、15.0%は夏季賞与を支給していないというこです。
ボーナスをもらっていない新入社員は、少なくないと想像されます。
実際のところを説明すると「何らかの夏季賞与」という表現になるのは、「寸志」という形で数万円程度を出すことが多いようです。
ボーナス査定のしくみから考えてみてください。
ボーナスは、基本的に6か月ほどの査定期間をもとに支給額が決まります。
初めての夏のボーナス時期である場合、入社して6月時点では、2か月程度しか期間が経過していないですよね。
査定期間としては足りないわけです。
このようなボーナス査定のしくみから、新入社員に対しての夏のボーナスは、支給される金額は低くなると考えられます。
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ボーナスは平均で何か月分もらっている?
ボーナスは平均で何か月分支給されるか、データとしては見当たりません。
一般的に考えられるところとしては、以下のようになります。
- 公務員のボーナスは、基本給の約2か月分。
- 大企業は月給の2.5か月分。
- 中小は月給の1か月。
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【まとめ】税金(所得税)はいつからともなくしっかり引かれる!
ボーナスから引かれるのは、「所得税」「健康保険料」「厚生年金保険料」、さらに「雇用保険料」の4つです。
所得税が引かれなかったことはありません。
引かれない時期があったのは社会保険料です。
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